2024/12/20
年末年始 気づきを与える惣菜の売り方
いよいよ年の瀬。この時期は1日1日が勝負です。
この時期は、売場でどれだけ気づきを与えられるかがポイントになります。なぜなら、年1回のイレギュラーな時期だからです。
① おせち・年始ごちそうには見本やレシピが必要
年始は年1回しか食べないものが多いから、いざとなると「何買えばいいんだろう」「どうやってもりつけるんだっけ」となる、要するに忘れてるんですね。
そんな方たちのヒントになるのが、売場での盛り付けサンプル。毎年同じ盛り付けサンプルで十分。「そうか、これが必要か」とか「こうやって盛り付けてたか」という声が聞こえてくるのです。盛り付けは写真やイラストでもOK、また手作り材料のところには必ずレシピがほしい。
② プラス1点
上記含め、年末年始は通常の生活に「この時期だけ買うこと」がドカッと増えるわけです。メモして買い物に行くなど準備しても、実際は抜けが発生しやすい。
こんな時には、売場で提案し気づきを与えることがプラス1点につながりやすい。練りわさび、練りからしなどは「買っておこうか」となる代表的な商品。何日分かの食材を保存したり、残り物を取り分けたりするにはタッパー、チャック付ポリ袋なども必須品。またSNS映えする写真には、食卓やお皿を飾る小物なども大活躍。
住居売場にはあるだろう、ではなく、食品の売場の中に「お買い忘れはございませんか」とばかりに陳列することがポイントです。