2024年10月拡充!「改正児童手当」チャンスを取り込む
この10月に児童手当が拡充し、原則高校生以下の子供がいる全世帯が対象となりました。(所得制限なし)
このタイミングで児童手当を「年金支給日に続くチャンス」と捉え仕掛けませんか。支給概要は添付のとおりですが、市町村により支給日や細かな対応は異なる為、詳細は確認が必要です。
第1回目の支給がクリスマス年末を控えた2024年12月中旬、
12月14日(土)、15日(日)
12月21日(土)、22日(日)
いずれかが支給後初の週末となりそうです。特に第3子以降は月額3万円、かつ2か月分まとめてとなると、子供が多い世帯は10万円くらいの支給になります。
食品売場で日常の買物をしていると、必需品で頭がいっぱいでついつい支給のことは忘れがちなので、いつも以上に「ファミリーごちそう」「お子さんの大好物」といったワードをちりばめ「そういえば」と思い出させ提案できるかがポイントとなります。
まずはベタな商品として、大容量焼肉セット、ファミリー寿司盛合せ、高級アイス詰め合わせなどからでよいのではないでしょうか。
そして大事なことは「支給が続く」という点です。
今後は毎支給日ごとに施策と結果検証のデータ分析を繰り返し、効果的な訴求方法を模索すること。支給増=いいもの、グレード品が売れるというよりは、お腹いっぱい好きなものを買ってあげるという視点の方が子供にはささりやすいと思いますが、ここは分析しないとわからない。
また、世帯人数の多い層が来店すれば日常品の売れ筋も必ず変わるので、そこまで分析して品揃えを変え、客数、客単価アップにつなげていきましょう。
改正 児童手当 支給概要
3歳未満 | 3歳~中学生 | 高校生 | |
支給世帯 | 所得制限なし | ||
第1子 | 1万5千円 | 1万円 | 1万円 |
第2子 | 1万5千円 | 1万円 | 1万円 |
第3子 | 3万円 | 3万円 | 3万円 |
※支給月 偶数月(年6回)、2か月分まとめて支給
※保育料や申し出があった方についての学校給食費などを、市町村が児童手当から徴収することが可能