2020/06/18
初夏の味覚
自粛も少しずつ緩和されましたが、食のマーケットでいくと、「戻りつつあるもの」「戻らないもの」「新しく注目されるもの」があり、これらは日々変化しています。
特にスーパーの打ち出しは、従来の計画から修正が必要です。
チラシは再開されたものの、「密」につながるグロサリー系の超目玉はうちづらい中、生鮮の露出度があがっています。
特に、青果、鮮魚、この時期だからこその旬をしっかり訴求できている企業とそうでない企業は如実に分かれています。
世の中の大きな潮流は「料理を作らない方向」に流れているわけですから、今ここで、生鮮を売り込む、関連販売、メニュー提案で1品売り込むということをしっかりやっておかないと、結果的に生鮮が弱くなり、リアル店ならではの五感につながる売り方は弱くなってしまいます。
土用丑についても、食品ロスの問題もありますが、今年は価格も今までよりさがっており、各社仕掛けが早くなっており、我が家でも先週、鰻を買いました。
そして、メロの西京焼3切れが700円台で品揃えされており、「これは外食や中食でだぶついたものでは!」と喜んで買いました。
ただし、全パック2割引きに値下げされていたのですが。
メロの西京焼きの「価値」がちょろっと置いてあるだけでは伝わらないからでしょう。一言POPがあれば違ったのにと思います。
ということで、今回、大日本水産会の「おさかなメールマガジン6月号」に、いくつかのスーパーさんのチラシをご紹介させていただきました。
この過渡期、どれだけ打出しを変えられるか、売場、チラシ、注意深く見ていきたいと思っています。
https://osakana.suisankai.or.jp/archive/296