2020/01/26
日本一のバレンタイン売場?
名古屋への出張の帰り、「日本一のバレンタイン売場」と絶賛される、JR名古屋タカシマヤへ立ち寄りました。
そこは、単なるバレンタイン売場ではない、日本の、世界の名だたるパティシエ、ショコラティエが集結する一大ショコラパーク。
辻口博啓さん、鎧塚俊彦さん、青木定治さん、自らが店頭に立ち、最高のショコラをお勧めする、本当に今、日本で一番のショコラを味わえる素晴らしい場所でした。
本物の集まりだから平日の昼間でも「どこから人が集まったんだろう」という位の大盛況。
私もテンションが高くなり2つ買い、毎日一粒ずつ味わっています。限定品もあり、もっとたくさん買ってもよかったかな。
今回、小売の企画に携わる者として、学ぶことが多かったです。
売上をあげるために様々な企画をして盛り上げるだけ盛り上げておきながら、イベントがダウントレンドになるとスーッと縮小する、こういう売手都合で動くことがないとは言えません。
バレンタインも一時期の盛り上がりから静かになりました。
「それはお客様のニーズだから」と言ってしまえばそれまでなのですが、そこには本当に美味しい商品があり、生産者の思いがあり、その価値を一過性のイベントのアップダウンだけで拡縮するのではなく、きちんとお客様に伝えるのは小売りの役割の一つです。
そして、生産者と小売りが一体となり本物のイベントを作るのだぞ、という思いが、この「ショコラパーク」からは溢れんばかりに伝わってきました。
タカシマヤさんすごいです。ご覧になっていない方、新幹線に乗ってでも見る価値はありますよ、是非。