令和のクリスマス
2020年、あけましておめでとうございます。
これからはブログも書こうと思います。
クリスマス年末は例年通りMRをし、世の中の変化を学ばせていただきました。
一番感じたのは「クリスマスに対する概念を大きく変えるべき」ということです。
平成の30年間、クリスマスは12月23日が天皇誕生日で祝日、という与件に支えられていたことを、時代が変わり改めて実感しました。
その与件がなくなった今、12月24日は御用納め前の一番慌ただしくタイミングかつ給料日前、多くの場合学校も冬休み前という事だけが残りました。
もちろん今までも同じ与件でしたが、前日に休日が入り、その与件で振替休日や連休が発生することも多いのとでは気持ちが大きく違います。
そして、今は「同じ日に同じことでお祝いをする」というイベント感よりも、パーソナルなイベントが重要視される風潮もある中、クリスマスイブの盛り上がりは簡単には望めないと思います。
小売では、首都圏の駅前エキナカ(会社帰りニーズ高い店)、地方店は健闘も見られましたが、モール店は苦戦、そして、この与件を見越して平日の頻度品訴求を組み入れ朝から売り逃げたところが勝ち組になったようです。
単に「クリスマス」と言わず、忘年会スルー組にも受け入れやすい、「今年1年お疲れさまでした会」的な要素をいかに仕掛けるかもカギ。2020年は12月25日(金)、働き方改革から25日御用納めもありえるので、チャンスあるでしょう。
他にチャンスがありそうなのは・・・11月22日の「いい夫婦の日」。
昨年芸能人の結婚が目立った日、ダウントレンドのボージョレの減分もカバーできそうです。
特に2020年は11月22日(日)→23日(祝)ですから、チャンスかも。
ちなみに、クリスマス売れないからと年末商材を早くから催事に出し消化しようという店舗も見られましたが、これはとても大きなチャンスロスだと思います。
お客様は定型の催事についてはよりキワに買う傾向は強いわけで、24日に年末まで気持ちが回る人ばかりではない、見せることは大切ですが売り手都合、消化率アップ第一の展開は最終的に点数単価をさげることになるはずです。
常に新しい切り口、大事ですね。